2012年2月9日木曜日

MEDIAS WPを半年使った絶望感

初めてのスマートフォンをMEDIAS WPにするかXperia acroにするか悩んだ末にMEDIAS WPを選び、使い始めて半年以上が経過。

すでにたぶん何もしていないのに勝手に再起動する現象に100回以上は遭遇したと思う。

50回までは数えていたんだけど、もう数えるのが嫌になって数えなくなった(笑)。

バッテリーを外さないと復旧できないフリーズも5回以上体験しました。

というわけで、こいつを2年も使うなんて拷問でしかありません。

 

まず再起動を起こしやすい状態を把握できた範囲は以下の通り。

  • GPS使用時(有効にしておくだけならば無効時と大差ない)
  • WiFi有効時
  • 重いアプリの使用時・使用後

もうこの時点でGPSを利用するものはNGだし、WiFiを無効にしたらナニソレだし、アプリにかなり制約があるんじゃスマートフォンの意味がないですね。

 

再起動対策として効果があったのは、デバッグモードの有効化と空きメモリの確保など、以下の対策。

  • 設定 ≫ アプリケーション ≫ 開発 ≫ USBデバッグに✔をつける
    ※ただし、エリアメール対応になってからは効果がなくなった模様
  • 設定 ≫  端末情報 ≫ MEDIAS NAVIの✔を外す(最大で空きメモリ20MB増)
  • どうしても使いたいウィジェット以外を除去することによる常駐アプリの削減によるメモリ確保
  • 利用時以外のGPS無効化
  • メモリ消費量の大きいアプリを使わない

GOランチャーEXを使っているので、それで合計メモリを見るとMEDIAS WPはわずか360MBしかアプリで使えないようです。

メモリからどけることのできないプリインストール済みアプリが邪魔で、限界まで空けても空き容量は160MB程度で貧弱といった感じであります。

空きメモリが減ると動作速度が遅くなるし、使い果たすと勝手に再起動となるわけですね。

変換効率を高めようとして「Google日本語入力」を入れようものならば空きメモリが激減します。

人気アプリの「おさわり探偵 なめこ栽培キット」もメモリをかなり消費するのでアプリが強制終了したり、MEDIAS WPが再起動したりしました(笑)。

嫁コレ」も強制終了で落ちてエラーレポート画面をよく見ます。

メモリの空きが少ない時に電話の着信があると、異常に反応が遅くて取るのに時間がかかったり、フリーズも1回あったという……。

電話として使い物にならないのは厳しいですねぇ。

 

まあ、コストをケチって搭載メモリを少なくしたのが不安定になっている最大の原因でしょう。

なのでスマートフォンとして使うのではなく、従来の携帯の延長上的な感じで軽くアプリを使う程度のライトユーザーならば大丈夫かもしれません。

タッチパネルは反応が敏感すぎたり反応が異常に鈍かったりすることがありますが、慣れればなんとか我慢できるんですよね。

バグがヒドいからその程度は気にならないという感覚麻痺かもしれませんが……。

 

ちなみに、バッテリーは絶望的なまでに持たないので、モバイルバッテリーを使って出先で充電することになるのは間違いなし。

寝ている間にフル充電状態からバッテリーが切れていて焦ったこともあるので、モバイルバッテリーは必須だと思います。

GPSを使ってナビで歩くと1時間でバッテリーが50%消費されるし、アプリやブラウザを3~4時間も使っていればバッテリー残量0。

何もしていなくても1日はバッテリーが持たない状態といった感じ。

 

……と、このようなクソ端末を2年も使い続けるのって、自分の使い方では絶対に無理です。

そのようなわけで、Xperia acro HDが出たら機種変更しておさらばするつもりでいます。

 

バッテリーについてはこんな話もあったり。

スマホに替えるなら2年待て ストレスを極大化させるAndroidのバッテリー問題

多くのAndroidユーザーは充電器を持ち歩いて、自宅と職場の両方で充電をしなければならない。外回りの多い人なら予備の電源を持ち歩かなければ携帯電話として用をなさなくなってしまう。

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